作成日:2025/02/17
【品不足】
いろいろな業種で品不足が進んでいます。
店舗展開をされている飲食店の経営者の方から、食材が争奪戦になっているとお聞きしました。
単価アップを実施しても、食材費の高騰、アルバイトの時給アップ、採用費用の増加などで、売上はアップするものの、粗利益率や経常利益は減少してしまうとのことで経営に苦慮されています。
また、医療機関からも、薬の調達に時間がかかるというお話もお聞きしました。
インバウンドの影響で、宿泊費の高騰や各種アミューズメント施設についても高額になっていますし、オーバーツーリズムのところが増えています。政府としては購買力のあるインバウンドに力を入れています。
一部の業種にとっては非常にいいのですが、日本人よりも高く買ってくれるところにモノやサービスが流れてしまうと、日本人にとっては不利益な状況になってしまいます。
売上をアップしても減益になってしまうことがあり得る状況が続くと企業も疲弊します。
単純な拡大路線ではなく、これからの流れを見ながらの経営判断が必要な時期になっています。